29週で切迫早産入院からの退院後、出産まで毎晩前駆陣痛に悩まされました。
弱い陣痛のような痛みが毎晩あるのに本陣痛に繋がらない、経産婦なのに病院に行くタイミングもわからなくて本当に困りました。
前駆陣痛とはどんな痛みか、本陣痛がくるまでどのくらいかかったのか、などわたし個人の体験を記事にまとめてみました。
目次
以前退院後のブログでも書きましたが、夜な夜な前駆陣痛に悩まされていました。
⬇︎その時の記事はこちら
その後も37週6日で破水するまで、前駆陣痛は続きました。
何が悩ましいって、前駆陣痛と本陣痛の違いがよくわからないということ。
陣痛の兆候があったらすぐ病院に電話をすることになっていたのに、20〜30分の不規則な痛みが続き、電話しようか様子をみている間に治っていく、を毎日繰り返していました。
そもそも前駆陣痛とは?
前駆陣痛とは本陣痛と同様、子宮収縮によって起こる痛みと言われています。前駆陣痛は本格的な陣痛の兆候です。
人によって前駆陣痛の痛みの感じ方は様々だそうです。
「弱い生理痛のような痛み」「お腹を下した時のような痛み」「胎児に下腹部を蹴られているような痛み」などと感じることがあります。
また、お腹が張ったり腰痛が現れることもあります。
前駆陣痛の痛みの間隔や強さは不規則です。
前駆陣痛の痛み自体は本陣痛よりは弱く、しばらく安静にしていると治まります。
1時間に6回以上、または10~15分以内の規則的な陣痛周期になったら本陣痛に移行したということ。その前におこる不規則な子宮収縮を前駆陣痛と呼ぶそうです。
わたしの場合は20~30分間隔の不規則な痛みがほぼ毎晩ありました。前駆陣痛は36週~37週6日で出産するまで続きました。
痛みは強くはなく、軽い生理痛のような感じでお腹全体が張っていました。
規則的な弱い痛みは微弱陣痛かも?
弱い痛みでも規則的に持続している場合は「微弱陣痛」の可能性があります。
微弱陣痛は本陣痛の一つで、陣痛の強さや頻度が足らず難産になる恐れがあるそうです。
痛みが弱くても一定の間隔がついてきたり、痛みが増してきたりするようであれば病院に電話して相談した方が良いと思います。
今回の出産時、破水後いきみたいほどの強い陣痛がすぐにきましたが、分娩台にあがって1時間ほど経過したら間隔が遠のいてしまい、陣痛も弱くなってしまいました。
一人目の時には起こらなかった微弱陣痛を初めて経験しましたが、微弱陣痛でも十分痛かったです。前駆陣痛の痛みとは比べ物になりませんでした。
前駆陣痛と本陣痛の違い
痛む間隔が短く定期的になっていき、徐々に下腹部の痛みが規則的になってくると本陣痛となります。
通常は30分程度で痛みが治まるようなら前駆陣痛と判断して様子を見ても良いそうです。安静にして、いつも通りに過ごせば良いそう。
間隔が一定になってきたり、痛みが強くなってくる場合は本陣痛の可能性が高いです。
強い痛みがあったり出血した場合は「常位胎盤早期剥離」の可能性があります。本来出産後にはがれる胎盤が出産前にはがれてしまうことで、早期発見が肝心です。
自分では前駆陣痛かなと思っても、痛みが治まらなかったり、お腹の張りが酷いような場合は自己判断せずに病院に電話して症状を相談すると良いと思います。
病院に行くタイミングに悩む
夜な夜な前駆陣痛が起こるので、病院に電話した方がよいのかすごく悩みました。
わたしの場合、36週1日の切迫早産での入院から退院する時に子宮口は3センチ開いていて、37週1日の妊婦検診では4センチ開いてた状態でした。
もともと赤ちゃんもかなり下の方にいて、子宮頸管長も短く、子宮口も柔らかい、しかも経産婦ということもあって、陣痛が来たらお産が進むのがかなり早そうだと言われていました。
経産婦さんは初産婦さんに比べてお産の進みが早い方が多いため、15分間隔位で病院に電話するように言われる場合が多いと思います。
わたしはそんな状態だったので、規則的な痛みがくるまで待っていたら病院に着く前に産まれてしまう恐れがありました。
なので、お腹の張りを感じた段階で、20分間隔でも良いから病院に電話するように、と言われていました。
毎晩くる前駆陣痛の間隔は、だいたい20~30分間隔。
これって病院に電話するべきなの?とすごく迷いました。
最初はいよいよお産か?と緊張して寝れず、陣痛アプリで間隔を測っていました。すると、2~3時間で痛みは治まりました。
それが数日続き、なんだか前駆陣痛の痛みに慣れてきてしまい・・・
夜中に前駆陣痛が起ることが多かったので、間隔を測りながらも眠気に勝てず寝落ちしてしまうことも。
前駆陣痛が毎晩あり、気を張っていて寝不足な日々を過ごすうち、
- 本陣痛が来たら寝ていることが出来ないほどの痛みだろうから、とりあえず寝よう
- お産になったら体力がいるから今のうちに寝よう
と、前駆陣痛が来ていても開き直って寝てしまうようになりました😅
でも、寝て起きて陣痛がすごく進んでいたらどうしよう、と不安もありました。
さすがに夫が夜いない時は、息子と二人なので心配で寝られませんでしたが・・😰
本来なら子宮口も開いているし、前駆陣痛で帰されてしまったとしても病院に行くべきだったのかな、と今なら思います。
弱い痛みが20分を切った時もあり、その時は病院に行った方がよいか電話で聞いてみましたが、その後すぐ痛みが遠のいてしまいました。
結局、本陣痛がきたのはいつ?
本陣痛がきたのは37週6日の朝、破水してからでした。
36週頃から前駆陣痛→37週6日で破水→強い陣痛から微弱陣痛になり促進剤を点滴して吸引分娩、という流れでした。
前駆陣痛は全ての人におこるわけではなく、自覚症状のない方もいるそうです。
本陣痛と迷ったら、とにかく電話で病院に相談してみましょう!
痛みが治まれば結果的に前駆陣痛とわかりますが、そのまま本陣痛に繋がる場合もあります。また、何かトラブルによる痛みかもしれません。
前駆陣痛なのか本陣痛なのか、自分で判断するのが難しい場合は、病院に電話をして症状を相談する方が安心だと思います😊