こんにちは、ハルコです。
この記事は、認証保育所の単願申請にするか、認可保育園と認証保育所の併願申請にするかで迷っている方に向けて、メリットやデメリットについてまとめています。
目次
単願申請とは?
単願申請とは、入園することを前提に、入園申し込みをすることを言います。
認可保育園は自治体が世帯の就労状況や家庭環境をポイント化して入園の必要性を判断するため、一つの園にしぼって入園申し込みしたからといって入園しやすくなることはないと思います。
東京都の認証保育所や一部の民間の認可外保育園などが、保護者が単願申請にすると、併願申請よりも入園しやすくなる、という制度をとっています。ただ、単願申請は保護者側にとってメリットだけではなく、デメリットもあります。
単願申請のメリットとデメリット
認証保育所に単願申請すると、申し込む保護者側が入園できる可能性が高くなるとともに、保育所側にもメリットがあります。
保護者のメリット
- 単願申請をすると、通常、併願申請している家庭より優先的に入園できる
- 認可保育園の結果がでるより前に、単願申請した保育所に入園が決まる可能性が高い
- 認証保育所では認可のようにポイント制ではないため、単願申請するととくに求職中や扶養内パート勤務の方でも入園できる可能性がある
- 単願申請すると、自治体によっては保育料の減額制度がある
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東京都の千代田区では、区民が認証保育所に単願申請すると、保育料が半額になるそうです😳
保護者のデメリット
- 単願申請をしていると、入園の決定後数日中に、入園金などを振り込まなければならない場合が多い
- 入園を辞退すると入園金や初回月の保育料など、先に支払っていた料金は帰ってこないことが多い
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厳しい保活の現状では、認証保育所(認可外保育園)に単願申請と言いつつ、認可保育園にこっそり申し込みをしていて入園が決まった、なんてことも少なからずありますよね。
その場合、単願申請した保育所の入園を辞退すると、入園金は返金されないところが多いと思います。
保育所側のメリット
保育所側は確実に入園できる家庭を、認可保育園の結果が出る前に一定数確保できます。
保育所側のデメリット
単願申請には、保育所側のデメリットは一見ないように思えます。しかし、単願申請しつつも、内緒で併願申請している家庭もあります。😥
その場合、認可が決まると入園の決まっていた単願申請した保育所をキャンセルする家庭も少なくなくありません。
認可保育園の結果が出るのは2月〜3月頃。4月入園までの短いあいだで、保育所側は新規に園児の確保をしなくてはならないため、対応に追われることになるでしょう。
併願申請とは?
併願申請とは、申し込んだ保育所を含めて、それ以外の複数の保育所や認可保育園に保護者が入園の申し込みをすることを言います。
併願申請のメリットとデメリット
多くの家庭は、収入に応じた保育料や施設基準が整備されているなどの理由から、子どもを認可保育園に入園させたい家庭が多いと思います。
待機児童が多い地域では、フルタイム勤務でも認可保育園に入れない場合があります。そのときに備えて、保護者は認可外保育園や認証保育所を保険として抑えておきたいと考え、認可保育園とそれ以外の複数の保育園の併願申請をするはずです。
認可保育園では、単願でも併願でも関係ないと思いますが、認証保育所などでは、入園申し込み時に併願申請しているかどうか問われるところが多いです。
併願申請だと、どんなメリットやデメリットがあるかをまとめました。
保護者のメリット
- 認可外や認証保育所を複数申し込むことで、認可に落ちた時の保険ができる
- 認可保育園に受かった場合は、入園申し込みをしていた他の保育所をスムーズにキャンセルできる
保護者のデメリット
- 単願申請のように、認証保育所の選考で優遇されることはない
- 併願申請でも、入園申し込み時に保育所に予約金など払っていた場合は、戻らない可能性が高い
保育所側のメリット
保育所側には保護者から、単願申請されるメリットはありますが、併願申請されるメリットは特にないと思います。
なので、認証保育所側も、単願申請する家庭にたいして優先的に入園の内定を出すのでしょう💡
保育所によっては、併願申請している家庭を書類選考で落としたり、入園できる順番を低くしたりということもあるようです。
保育所側のデメリット
- 併願申請されていると、保護者側が認可や他の認可外保育園に入園が決まると、自分の園の入園申し込みをキャンセルされる可能性が高い
- 上記の理由から、本当に自分の園に入園希望している家庭がどのくらいいるのか、数を把握しにくい
- 併願申請していて、入園申し込みをキャンセルされると、新たに入園可能な家庭(園児)を選考にかける手間がかかる
まとめ
認証保育所や認可外保育園への単願申請、併願申請のメリット・デメリットをあげてみました。
わたしは、認可保育園へのポイントが極端に足りなかったので、認可保育園には一応申し込みはしていましたが、第1希望の認証保育所には単願申請、他の認証保育所には併願申請にしていました。
⬇下の記事に単願申請した経緯についてまとめています。
お住まいの地域の待機児童の多さや、認可外保育園の単願申請の制度を確認した上で 申請方法を選択すると良いと思います🤔💡
それでは、また😉🍀