子どもが保育園を嫌がったときに、一日でも早く慣れるために親が出来ることはどんなことでしょうか?
年齢別に対応策をまとめました。
目次
子どもが保育園を嫌がった時の年齢別の対応策
0〜1歳児
この頃の子どもは、ママやパパと離れたくなくて、言葉では伝えられなくても、泣いたり不機嫌になったりして保育園に行きたくないアピールをするかもしれません。
まだ分からないかな?と思わずに、子どもに対して声かけをすることが大切だと思います。
例えば、
「今日はお友達の〇〇くんいるかな?△△先生と遊ぼうね!」
「保育園のお友達とたくさん遊んで、お昼寝しておやつ食べたら迎えに行くからね!」
など、保育園に行くと楽しいことがある、ママやパパが必ずお迎えに行くからね、などと伝えてあげると良いと思います。
毎日話しかけていると、ある日子どもが話せるようになってきたときに、
「おやつ食べたら迎えにくるでしょ?〇〇くんと遊んで待ってる」
などといつか子どもに話しかけた言葉を繰り返して話すような時がきて、親がびっくりするかもしれません。(わたしは息子がそんな感じだったのでとても驚きました)
まだ小さいから話してもわからないかな、と思わずに、保育園を嫌がる場合はどんどん声かけをした方が良いと思います。
2〜3歳児
この頃はイヤイヤ期だったり、自我が芽生えて自分の主張が強くなってきます。
保育園を嫌がる場合も、言葉が出てくる子も多いと思うので、なぜ保育園が嫌なのか、話を聞いてあげると良いと思います。
- お友達が出来ていて、自分が〜出来ないのが嫌だ
- 先生が怒って怖い
- お友達とおもちゃで仲良く遊べない
- 転園して知っているお友達がいない
など、子どもなりの主張があると思います。もちろん、ママパパと離れてまだまだ寂しい時期でもあります。
言葉が出てきたばかりで、子どもの話だけでは不明確なこともあると思いますので、保育園を嫌がって困るような場合は保育園の先生にも話を聞くと良いと思います。
ちなみにわたしの息子がイヤイヤ期真っ盛りの時、朝保育園に行きたくない時はアンパンマンやトーマスの新しい服で機嫌をとったり、帰る時にイヤイヤするときは、しばらくはお菓子でつっていました😅
話を聞こうとしてもイヤイヤしてラチがあかない時もあるもので、そのような時は開き直ってものに頼りました。
イヤイヤ期が過ぎたら、お菓子やアンパンマンの力を借りなくても普通に保育園に通えるようになりました😃💦
4〜5歳児
この頃になるとだいぶお兄さんお姉さんらしくなり、保育園を嫌がっても泣いたりあまり態度に出さない子もいるかもしれません。
- 最近元気がない
- 保育園の話をしなくなった
- 朝なかなかご飯を食べたり保育園の用意が進まない
など、態度に表さなくても何かサインがあるかもしれません。
子どもの様子がおかしいな、と思ったらいつもよりじっくりと子どもと話す時間を作ると良いと思います。
まだ小さくても、ささいなことから異性の親には言えないような悩みを抱えている場合もあります。
息子があまり話したがらない場合は、ママでなくパパから話を聞いてあげたり、パパと二人で公園に行ってみたりして話しやすい雰囲気を作ってみても良いかもしれません。
また、保育園の同級生のママに、保育園で変わったことがないか聞いてみるのも良いと思います。
もし子どもが素直に態度に出せずに保育園に行きたくないようなサインを出していたら、色々な可能性を考えて行動すると良いでしょう。
毎日保育園に行きたくなるような声かけする
子どもが保育園に早く慣れるよう、親が出来る一番簡単なことは、やはり声かけかなと思います。
年齢にもよるとは思いますが、保育園に行ったらこんな楽しいことがあるよ、というのを毎日少しずつ話して聞かせると良いでしょう。
例えば、
公園での外遊びが好きなら、
「今日はどこの公園いくかな?何して遊びたい?」
英語のレッスンが好きなら、
「今日は英語の日だね!楽しみだね!」
給食の献立を確認して、
「今日は好きなメニューが出るよ!全部食べられるかな?」
なんてことを、夜寝る前でも、朝起きた時にでも声をかけてみます。
ささいなことですが、子どもが保育園に行きたい気持ちになってくれるように、子どもが保育園で楽しく感じていることを見逃さずに話題に出してみると良いでしょう。
また、転園先の先生に、比較的よく遊んでいるお友達を聞いておいて、
「〇〇くん(お友達)、今日は来てるかな?いつも何をして遊んでいるの?」
と子どもに聞いてみます。
子どもが転園先の保育園の生活の仕方に戸惑っている様子なら、
「新しい保育園では、〇〇をしてから、ご飯の準備をして、食べ終わったらお片づけもするんだよね!お片づけのあとは〇〇するんだよ」
などと話しかけつつ、新しい保育園でのルールを子どもと一緒におさらいすると、子どもの不安も少し安らぐかもしれません。
連絡帳の先生への連絡事項を書く欄などがあったら、子どもが保育園の生活で困っていること、悩んでいることを伝えてみましょう。先生がそれとなく、フォローしてくれるかもしれません。
子どもが保育園を嫌がる場合、親にできることは、
- 子どもの話を聞いて何が原因か探ること。年齢的にお話が上手なら、どうして保育園に行きたくないのか、どうしたら楽しく通えるのか、子どもの話をよく聞いてあげること。
- 子どもへの毎日の声かけで、保育園に行きたくなるような、楽しみを持たせるような話を積極的に子どもにすること。
だと思います。
また、保育園に行きたくない理由が、本人の気持ちだけでは解決しない問題もありますよね。そう行った時は、
- 保育園の生活に戸惑っているなら、子どもが慣れないことを一つずつ解決するお手伝いをすること。先生にも内容を伝え、子どもが戸惑っている部分を解決していくこと。
- 保育園を嫌がる原因が、親からみても先生や保育園の体制に問題がありそうなら、親が話しやすい先生に相談してみること。
なども大切です。
まとめ
一日でも早く、子どもが楽しく保育園に行けるように、当たり前のことですが、出来るだけお子さんに声をかけ、話を聞いてあげると良いと思います😊