こんにちは、ハルコです。
この記事は、保育園見学の際によく見ておきたいポイントをまとめました。
目次
保育園見学の所用時間は、30分〜1時間位のところが多いですが、保護者が見るべきポイントはたくさんあります。
子どもが入園したら、どのように保育園で一日過ごすのか、シュミレーションしながら、見学しましょう😊
見るべきポイント①先生
- あいさつや表情
- 身だしなみ
身だしなみは、清潔感があるか、ピアスやネイルなどしていないかなど、注意して見たいところです。
- 子どもへの注意のしかた
見学者がいる中では、先生も普段の様子と同じとは限りませんが、子どもへの接し方などよく見ておくとよいと思います💡
- 私語が多くないか
「昨日のテレビでさー」と先生同士の会話の後ろで、子ども泣いてますけど・・・😳
という光景は、通常の保育現場ではあるかもしれないけど、見学者がいる時はさすがにそんな先生いないでしょうね😅💦
- よく園児をみているか
赤ちゃんに手がかかるのはわかる、でも先生他の子の扱い雑じゃない⁉️みたいな場面に時々でくわします。先生もたくさんの園児をみているし、求めすぎるわけにもいかないので、口には出しませんけど・・・😅
- 先生の人数が極端に少なくないか
👉check❗️
先生ひとりあたりがみる園児の人数(保育士の配置基準)というものが決まっています。
国の最低基準として設けているのは以下のとおり。
保育士1人当たりがみる園児の数は、
0歳児➡︎約3人
1、2歳児➡︎約6人
3歳児➡︎約20人
4、5歳児➡︎約30人
だそうです。
(児童福祉法第45条、「児童福祉施設最低基準」で定めてあります)
認可保育園の場合は自治体によって独自の配置もできるようで、認可外保育園では最低基準にみたしていないところもあるようです😱
見るべきポイント②園児
- 子どもの表情、言葉遣い
- 保育活動にどのように取り組んでいるか
園児がのびのびと活動に取り組んでいるか、楽しそうかなど見ておきましょう☝️
- 異常に泣き叫んでいる子が多くないか
低年齢だとイヤイヤしている子どもは必ずいると思います。もし見学の間中、泣き続けている子がいたら、先生がどう対応しているのかも気になるところです。
- 先生の指示を園児がある程度聞いているか
先生の指示を全く聞かずに保育室が混沌とした状態だと、何か問題があるのかな、と心配になってしまいます。
- 園児が清潔に過ごせているか
個人的には、子どもを保育園にお迎えに行ったとき、 低年齢の子が鼻水やよだれを垂らしている状態だと、先生がふいてあげる余裕がないのかな?と思ってしまいます😅鼻垂らしている子が多すぎて先生が対応出来ないのかもしれませんね💦
👉check❗️
園児の雰囲気がおとなしめなのか、やんちゃなのかは保育園の特徴にもよるところも多いので、参考にするとよいと思います。
実際に、わたしのママ友で、お勉強が多い幼稚園的な保育園から、野外活動が活発な保育園に転園したケースがあります。転園したら大人しかった子どもが急に凄くアクティブになったと言っていました😄
見るべきポイント③施設
保育園での生活で、とくに配慮してほしいのは安全面と衛生面ではないでしょうか。
見学時に案内される、それぞれの場所について、
<安全面への配慮>
- 危険なものや場所がないか
- 整理整頓されているか
- 園児が窮屈な環境でないか
- 0歳児の保育環境が適切か
<衛生面への配慮>
- トイレや調理室が清潔感があるか
- 廊下や保育園の掃除が行き届いているか
などが、特によく見ておきたいポイントだと思います。
保育園の中の施設ごとにチェックしていきましょう。
保育室の広さ
安全面
- 使用していないおもちゃが乱雑に散らかっていないか
- おもちゃなどをしまう場所が、子どもが片付けやすい配置か
- 室内の限られたスペースで子どもが遊んでいないか
衛生面
- 個人ロッカーなどが整理整頓されているか
- 床に大量にほこりやゴミが落ちていないか
👉check❗️
先生の手が足りないため、部屋を区切り小スペースに園児が集められることも。
小スペースで密集して園児が活動していると、園児同士の遊びからのトラブルや怪我に発展する可能性もありそうです。
備品の配置
安全面
- 家具の角が保護されているか
- 子どもの手の届くところにハサミやペンがないか
- 低い窓やドアに、ロックや防護柵が整備されているか
衛生面
- 体温計などの消毒用の備品が揃っているか
- 著しく汚れている備品はないか
廊下・階段・靴箱など
安全面
- 危険なものはないか
- コンセント穴は塞がれているか
- 階段には子ども用手すりなどがあるか
- 階段には子どもだけで立ち入りできないようになっているか
衛生面
- 掃除が行き届いているか
- 廊下に置いている子どもの荷物や靴箱が、使いやすく整理しやすい状態か
👉check❗️
雨の日は、保育園によっては廊下で運動するところもあります。安全に遊べる状態か、先生の目の届くような作りか見ておきたいですね。
園庭、遊具
安全面
- 園庭のおもちゃなど片付いているか
- 死角になる場所に道路にぬける場所があったり、危険なものはないか
- 日陰を作るなど、熱中症にならないような対策がみられるか
- 地面は安全そうか
衛生面
- ゴミなどが落ちていないか
- プールや洗い場が汚れていないか
- 畑や花壇などが整備されているか
👉check❗️
午前中の早い時間の見学で、園庭がまだその日使われてないのに、おもちゃなどが散乱していたり泥汚れがひどかったりすると、普段から片付けられていないのかな、と思ってしまいます。
調理室
安全面
- 園児が出入りできないようになっているか
- 廊下など手の届くところに配膳台が置きっぱなしになっていないか
衛生面
- 調理場は衛生的か
- 配膳台の上に、食事済みの食器などが置きっぱなしになっていないか
👉check❗️
給食のディスプレイ、献立表がある場合は、どんなものがでるのかチェックして置きましょう。
トイレ
安全面
- 低月齢、低年齢の子が勝手にトイレに出入りできないような対策は取られているか
- オムツ変えの十分なスペースはありそうか
- 子どもの手の届く位置に掃除道具などが置いていないか
衛生面
- おまるや床が清潔に管理されているか
👉check❗️
4〜5歳児の使うトイレには目隠しの区切りがあるか、自由にトイレに行ける環境かも見ておきましょう。
見るべきポイント④施設の周辺
散歩にいく公園
安全面
- 砂場に危険なものがないか
- 藪のような危険な場所がないか
- 使用年齢が高い遊具が多くないか
衛生面
- ゴミが大量におちていないか
- 水洗い場が清潔か
周辺道路の交通量
安全面
- 細い道や交通量が多い道があるか
施設周りの清潔さ
衛生面
- 保育園の施設のまわりにゴミが散乱していないか
- 花壇をつくったり美化活動が行なわれているか
周辺の商業施設、日中のにぎやかさ
保育園のある場所は住宅街のような場所だけでなく、
- 近隣に商業施設が多い
- 大きな道路に面している
- 保育園が電車の高架下にある
といった、日中ガヤガヤとした場所にあることも多いです。
お昼寝の時などに、大きな支障がないか確認しておきたいところです。
近隣に小児科や耳鼻科があるか
保育園帰りに寄れる位置にクリニックなどがあると魅力的ですね。
子どもはいつ体調を崩すかわからないので、突発的なことに対応できる環境が整っていると、保育園生活も安心です。
妊娠中のママが見るべきポイント
妊娠中のママが0歳児の保育スペースを見学する場合は、以下をチェックするとよいでしょう💡
- ほふく室が安全に管理されているか
0歳児とそれ以上の子どもたちが同じ保育スペースで活動する場合、1歳児以上の年齢の子供と区切ったスペースが必要になる場合があります。
0歳児がハイハイしたりする「ほふく室」というスペースです。
赤ちゃんがハイハイ、寝っ転がっている真横を、年上の子供たちがバタバタと遊びまわる環境は、安全とは言えません。
- 0歳児専用のオムツ替え台があるか
オムツ替え台がない場合は、どこでするのか。
- どんなおもちゃを使用しているか
おもちゃが月齢にあっているか、小さな部品はないか。
- 朝寝やお昼寝の環境
寝る環境の周囲が、極端に騒がしくないか、明るすぎないか。
布団などが整理整頓されているか。
- 沐浴室や調乳室が安全・清潔か
水やお湯を使う場なので、赤ちゃんが侵入できないような安全策がとられているか。
まとめ
見学当日に見ておきたいポイントについてまとめました。
見学する保育園の在園児の雰囲気や、先生の様子、設備の管理状態などは保育園によって様々です。
可能ならば複数の保育園に見学に行き、入園後に戸惑うことのないように、しっかり候補の保育園をリサーチしておきましょう⭐️
それでは、また🤗🍀
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