37週6日、朝に破水をしたような感覚があり、重い生理痛のような痛みが10分間隔でつき始めました。
病院に電話し、すぐに向かうことになりました。
陣痛タクシーを利用できなかった理由
破水が起こったのは朝の5時頃のことで、尿漏れかと迷ったり病院に電話したりして、6時半頃陣痛タクシーを利用しようと電話をかけました。
夫が在宅してたのですが、陣痛タクシーが手配できるなら先にわたしひとりで病院に行こうと思ったのです。
陣痛らしきものも始まっていましたが、まだわたしひとりで行動できる状態だったため、夫には息子を保育園に送ってもらってから病院に来てもらうつもりでした。
↓陣痛・破水が起きた場合、上の子をどうするか悩んでいました。
しかし、結果的には陣痛タクシーを二社登録したうち二社とも利用できませんでした。
一社は配車不可能とのこと。
理由は聞きそびれましたが、配車できません、と言われました。
陣痛タクシーに対応できる乗務員さんがいなかった時間帯だったのでしょうか・・・残念です。
もう一社は自宅に到着するまで30分以上かかるとのこと。
二社目にかけている時点で、若干陣痛タクシーを待つのは無謀かな、と思い始めていました。
お腹の痛みが増してきたのです。
忘れかけていた一人目の時の陣痛の痛みをはっきりと自覚しました。こんなひどい痛み、忘れていたなんてある意味すごい、などと考えながら、二社目に問い合わせたところ、
「配車までに30分以上お待たせしてしまいます」
とのこと。
30分もとても待てない・・・早く来い来いと病院からも言われているし、こちらの陣痛タクシーは利用できませんでした。
そんなわけで、結局夫に病院に連れていってもらうことになりました。はじめからこうすればスムーズだったのに、と今なら思います😅
陣痛時、息子への対応
陣痛タクシーを手配しようと電話をかけている間に息子が起きてしまい、わたしと夫のただならぬ雰囲気に大泣きして、
「ママちょっと病院行ってくるから待っててね」
というと、
「嫌だーーーパパとママといるーーー!」
と発狂して更にワンワン泣いてしまいました。
陣痛タクシーが使えないので、病院に向かう選択肢としては
- 夫と二人で病院へ。夫に出産まで付き添ってもらい、息子は義母と保育園へ。
- 夫と息子と義母と病院へ。病院へ送ってもらったら義母に付き添ってもらい、息子と夫は自宅へ帰り、保育園へ。その後夫も病院へ。
の二択でした。
実際にはどうするか話し合う余裕はないまま、陣痛の間隔が短くなってきてしまい、
朝方で義母も付き添う準備に多少時間もかかる、息子の機嫌は最悪で車にすんなり乗らなさそう・・・
ということから、シンプルに夫と二人で病院に行くことにしました。
夫が出産前に自宅に帰るかどうかは、病院についてわたしの状態次第にしようとかろうじて話した気がします。(実際痛みでそれどころじゃなかったです)
大泣きする息子には、パパはママを病院に送ったら帰ってくるからそれから一緒に保育園に行こう、となだめて義母に託して家を出ました。
本来は義母大好きな息子で慣れているのですが、この時はわたしが2カ月弱入院でいなかったことや、退院後も満足に遊んであげられなかったことから、息子はパパがいないと情緒不安定になっていました。
なので、出産も一大事ですが、できるだけ息子に負担がかからないようにしたかったのです。事が起きたらそうも言ってられなくなってしまいましたが・・・
急に陣痛が強くなり、間隔が短くなってきた!
入院バックのほかに、破水した時用に車に敷くレジャーシートやペットシート、バスタオルなど用意してあったので、とにかくあとは病院に向かうのみです。
予想外だったのは、車内で急にいきみたくなってしまったこと。
車で10分ほどの病院がとても遠く感じました。
車で横になりながら、陣痛アプリで痛みの間隔を測るといつのまにか3~4分間隔になっていました。
痛みを我慢する、というよりいきみたいのを我慢しなければならず、ひたすらふーーー、ふーーーと長く息を吐いて、お腹や膣に力を入れないようにしていました。
車内で、夫に「いよいよ産まれるね」「今日が娘の誕生日か!」などと気を紛らわせてくれようと色々話しかけられましたが、申し訳ないけどわたしは話す余裕がなくガン無視してしまいました。
今回のお産ではいきみをのがすために、必要最低限の会話だけして後はひたすら貝のように黙っていたので、比較的静かなお産になったと思います。
陣痛タクシーってどんなもの?サービスの内容は?
今回は利用できなかった陣痛タクシーについて、少し紹介したいと思います。
陣痛タクシーとは
陣痛タクシーとは陣痛時や入退院の手続きなどで病院に向かう時に、優先的に配車の手続きをしてくれたり、事前に送り先住所を登録しておいて利用時にスムーズに送迎してくれるようなサービスを提供してくれるタクシーです。
会社によって異なりますが、サービスの内容を抜粋すると、
- 妊婦の担当乗務員は公益財団法人東京防災救急協会(東京消防庁所管)公認のマタニティサポート講習を受けている
- オペレーターや乗務員が助産師会の講習を受けている
- 防水シート完備のタクシー
- 事前に自宅や産院の住所を登録できる
- 破水などにも対応してくれる(一般のタクシーでは対応できず断られてしまうことも)
- 妊婦検診の受診などにも利用できる
- 通常のタクシー料金で利用できる(お迎えの料金が別途かかる会社もあり)
上記のような対応をしてくれる陣痛タクシーが利用できると、いざというときにとても助かりますよね。
陣痛タクシーを利用する前に、準備しておきたいこと
陣痛タクシーの利用には事前登録が必要な場合があります。
タクシー会社によっては、あらかじめ出産予定の病院と自宅の住所を登録できる場合もあるので、いざ陣痛や破水が起きて陣痛タクシーを利用する時に送迎をスムーズにしてもらえます。
陣痛タクシーが配車できないタイミングもあるそうなので、複数の会社を登録しておくと良いと思います。
また、陣痛タクシーを予約したあとは、破水などの場合に備えてレジャーシートやバスタオルなど、車内で使うものを用意しておきましょう。
破水したときに注意すべきこと
今回、破水からの陣痛となりましたが、病院に着く前に自宅などで破水が起きた場合、気をつけたいことがあります。
病院に電話
破水時の量、色、匂いをチェックしておき、病院に電話をするときに助産師さんや看護師さんに伝えると良いでしょう。
痛みの間隔がある場合は、時間も測っておきます。
車、タクシーを手配
病院に向かうことになったら、車を手配しましょう。家族が不在のときは陣痛タクシーなどが便利ですが、事前登録が必要な場合もあります。
入院バックの準備のほかに、タクシーを利用する場合は車内を汚さないように、レジャーシートやバスタオルを用意しておきましょう。
入浴・シャワーはしない
感染予防のため、破水かな?と思ったら入浴・シャワーはNGです。
清潔なナプキンをあてて横になる
できるだけ羊水が流れていかないように、病院にむかう車内でも横になっておきましょう。
極力動かず、安静に。病院に着いてからも、車いすを借りて移動すると良いと思います。
その他、外出先で破水した時に備えて、バックにタオルなど準備しておいたり、車にも置いておくと安心です。
陣痛・破水時に慌てずに病院に連絡できるように、出産予定の病院の電話番号も登録しておきましょう。
次回は病院に着いてからの話です。