悩める母の保活&就活日記

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認可保育園のポイントのしくみとは?

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こんにちは、ハルコです。

当ブログは今のところ保活の話が多いので、ざっくりと、わたしの住む自治体でのポイントについて書いてみたいと思います。

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目次

 

ポイントのしくみとは?

 

このブログではポイントと簡略してかいてますが、ポイントとは、認可保育園に入園するための基準となる点数のことで、各家庭の就労状況や家庭環境によって異なります。

 

以下のように、母の指数父の指数を合算し、就労状況や家庭環境により加点や減点がされたものが、世帯の点数になります。

この点数をもとに、認可保育園に入れるかどうかの協議がされるのです。

 

 

母の指数(基本指数±保護者個人の調整指数)

父の指数(基本指数±保護者個人の調整指数)

±

世帯の調整点

 

であらわします。

 

保護者それぞれの基本指数

  • 週に何時間就労しているか、自営かどうか
  • 就労内定、就学内定
  • 保護者が入院や通院の必要があったり、精神性の疾患がある
  • 障害者手帳をもっている
  • 家族の介護や看護が必要
  • 災害の復旧に当たっている
  • 求職活動中
  • 児童の両親が不在
  • ひとり親家庭
  • 学校に在学中
  • 保護家庭

 

などの状況により100点、80点、60点など、保護者それぞれの基本の持ち点が決まります。

 

そして、

「保護者個人の調整指数」

「世帯の調整点」

という項目によって、基本指数に加点や減点がされます。

 

一部例をあげると、以下のようなものがあります。

 

加点がつく例

  • 兄弟姉妹が同地域の認可保育園に在学中または入園予定
  • 認可に希望する子どもが、現在認可外保育園に通っている
  • 生活保護受給世帯

など。

 

減点される例

  • 申し込みの期日までの時点で、就職して3か月と期間が浅い
  • 自営中心者などで、就労時間に対して相当の収入が確認できない
  • 育休中で、入所希望月の翌月初日まで復職が証明できない

などなど。

 

 

ある家庭のポイント例

仮想の家庭のポイント例を挙げてみたいと思います。

 

 

Aさん家のポイント例

家族構成・・・父、母、3歳兄、0歳弟

0歳息子(弟)の4月1歳児クラス認可保育園入園を希望し、申し込み

 

母親

  • 週に40時間以上勤務(母の基本指数100点)
  • 息子(弟)0歳で認可外保育園に預け仕事復帰済

父親

  • 週に40時間以上勤務  (父の基本指数100点)

3歳兄

  • 同じ地域の認可保育園に在園(世帯の調整点+2点)

0歳弟

  • 認可外保育園の0歳児クラスに入園し、6ヶ月以上有償で利用している(世帯の調整点+3点)

 

Aさん家の世帯のポイントは、

100+100+2+3=205点

となります。

 

 

Bさん家のポイント例

家族構成・・・父、母、0歳息子、祖父母同居

0歳息子の4月1歳児クラス認可保育園入園を希望し、申し込み(Aさんと同じ)

 

母親

  • 週に24時間以上32時間以内、パート勤務(母の基本指数80点)
  • 就労先に就職してから申し込み期日までの期間が3ヶ月未満(保護者個人の調整指数-1点)

父親

  • 週に40時間以上の自営中心者(父の基本指数100点)
  • 職場が自宅(保護者個人の調整指数-5点)

0歳息子

  • 認可外保育園は利用していない、母パート中は祖父母が面倒みている

家庭環境

  • 介護が必要でない祖父母と同居(世帯の調整点-1点)

 

Bさん家のポイントは、

(80-1)+(100-5)-1=173点

となります。

 

 

Cさん家のポイント例

家族構成・・・父、母、0歳息子

0歳息子の4月1歳児クラス認可保育園入園を希望し、申し込み(A、Bさん家と同じ)

 

母親

  • 母は生計中心者以外で、1ヶ月に48時間以上の就労を目的とした求職活動中(母の基本指数50点)

父親

  • 週に40時間以上勤務 (父の基本指数100点)

0歳息子

  • 認可外保育園は利用していない

 

Cさん家のポイントは、

50点+100点=150点

となります。

 

 

ポイントからみる保育園への入りやすさ

 

上記の仮想の家庭のポイントを比べると、

Aさん家(205点)> Bさん家(173点)> Cさん家(150点)

 

とポイントの高い順に、認可外保育園に入りやすくなります。

 

仮に、1歳時クラスの内定のでる世帯の点数が200点だとします。

そうすると、Aさん家は内定が出そうですが、BさんCさん家は少し難しそうです😥

 

地域によっては新設の認可保育園に申し込める場合もありますよね。

新設ならば、定員数が空いているので、多少のポイントが少なくても入園できる可能性があるかもしれません。

 

何歳児クラスかによっても内定のでるポイントは変わってきます。

3歳、4歳児クラスだと、一般的にはポイントが少なくても、幼稚園に行く子が出てきたり、定員が少し増えたりと入園しやすくなります。

 

1歳児クラスが待機児童が一番多い傾向にあるのは、

  • 育休明けの復帰のママが多いから
  • 0歳児クラスからの持ち上がりで、1歳児の空いている定員事態がそもそも少ないから

以上のような理由からでしょう。

 

そう考えると、ポイントが少ないな、と思う家庭は0歳児の認可保育園に申し込みもしつつ、認可外保育園を早めに探しておく必要がありそうですね。

 

 

求職活動中の方が気をつけたいこと

求職活動中の方でしたら、とくに以下のことには気をつけましょう👍

 

  • 週に何時間働くかで基本指数が変わる
  • 就労を始めた時期によっては基本指数から減点される場合も
  • 認可申し込み時に、ハローワークなどの公共職業安定所の登録証が必要な場合も

 

ハローワークに登録すると登録証が貰えます。この登録証が、求職活動中である、という具体的な証明になるようです。

 

まとめ

わたしの住む地域の、認可保育園に入園するためのポイントについてのお話でした。

あくまでわたしの住む自治体の例なので、点数の内容や配分については各自治体で異なるようです。

 

自治体の窓口で、認可保育園への募集要項が貰えると思うので、ポイントなど確認しておくと良いと思います☝️

 

それでは、また🤗🍀